摩周・屈斜路というフィールド

世界有数の巨大カルデラ・アウトドアフィールド。

 リバー&フィールドがあるのは北海道の東部、阿寒・摩周国立公園の中の屈斜路湖畔。ここは世界でも有数の巨大カルデラ地形。メインとなるフィールドは屈斜路湖、釧路川源流、藻琴山、摩周湖など多種多様。湖・川・森・火山・温泉と変化に富み、数日では遊びきれない魅力ある大自然。ここが私たちのフィールドです。

リバー&フィールドのこと

フィールドとの関係は1995年から。

 リバー&フィールドは、ある川好き山好きの3名(たしか)のガイドによって、1995年にスタート小さなガイドカンパニー。屈斜路湖畔に建つ事務所のログハウスは創設者の中野猛氏が自らハンドメイドで建設したもの。設立当初は喫茶コーナーも併設。カヌーツアーと並んで道内の山岳ガイドも行っていました。
 長年にわたり数々のガイドを輩出してきましたが、2020年からは偶然にも設立当初と同じガイド3名体制に。2005年に中野氏からリバー&フィールドを引き継いだ土屋以外の二人、藤原・國分はそれぞれ別のカンパニー出身という混成チームです。混成チームとはいえ旨く混ざりあってチームワークは抜群(のはず?)。3ガイドで自然ガイド、カヌー、カヤックツアーを運営しています。
 設立当初からメンバーは変われど、湖・川・山と、フィールドを楽しむことが大好きなメンバーが集まっているところは昔も今も変わりません。2021年リニューアルしたロゴにはそんな想いも込められています。春夏秋冬、四季を通じて屈斜路湖・釧路川源流・摩周湖など屈斜路カルデラの多様な自然の中へみなさんをご案内します。

1995年設立当初のパンフレット。今見ると味わい深い。

ガイドオフィスの目の前が屈斜路湖。

ここがリバー&フィールド。道路の向かいにある「アイヌ民俗資料館」を目印にいらしてください
建物の中で、受付、トイレを済ませます。必要であれば、着替えをするスペースもあります。
屈斜路湖はすぐ目の前。湖畔に無料露天風呂、木影もあってのんびりできます。

私たちの考え方・ツアースタイル

私たちは、自然を楽しむためのほんの少しのお手伝いをします。

 視界に飛び込んでくる大自然、その香り、感覚、新しい気づき。自然体験を通じてこのフィールドの魅力を身体全体、五感を使って感じ、楽しんでいただきたい。本質的な魅力はフィールドに詰まっています。新しい発見をしたり、深まったり、感じたり。ほんの少しだけそのお手伝いをさせていただく。それが私たちの役割です。
 自然の楽しみかたも、ゲストの皆さまによって多種多様。私たちも一方的に自然の解説だけをするわけではありません。例えば少し極端な話、カヌーで川をくだる際、解説よりもゆっくりと静かな時間を楽しんいただきたいなと、最低限の言葉のみで、ほとんどお話しないことだってあります。逆に真夏の暑い日、思いっきり遊びたい時なんかは、解説なんかより笑いながら湖に飛び込んだほうがいい時だってあります。何がベストかはわかりませんが私たちはゲストの皆さまにとって「よりこのフィールドを楽しんでいただける方法」を考えて提供します。

私たちは、自分たちの遊びも重要です。

 ちょっと語弊があるかもしれませんが・・・「ガイドツアーはあくまで遊びの延長」にあります(プロとしての安全とリスク管理はもちろんです)。遊ぶことで「安全」や「リスク」に関する感度も高まり、経験として身につきます。ゲストの皆様に自然の楽しみ方を提供する前に、自分たちが普段から素直に自然で遊び、楽しんでなくては、私たちが思う「良いツアー」を提供できないと思っています。なので新たな遊びを模索したり、自然との距離を縮めるべく遊びまわっていてもどうかお許しください。きっとその経験は、日々のガイディングでお返しさせていただきます。

私たちは、自然との共生共存を常に考えます。

 私たちの提供しているツアーは日常的に繰り返し自然の中に入ります。そして私たちはこのフィールドと自然が好きでここに暮らし、生活をしています。だからこそ考えます。そして考えなくてはいけません。自分たちに何ができるか、何をすべきか。
 私たち1人1人の意識や行動はもちろんのこと、私たちのツアーを利用していただいた皆さまが、楽しんだ結果として自然や地域のことがわかり、新たな意識やアクションが生まれ、結果として自然環境保全や普段の生活に繋がっていく。私たち個人の意識や行動から、関わったより多くの皆さんに届いていく。そんな理想を、思い描き、考え、目指しています。

その他の活動や地域との関わり

 私たちはガイドツアーだけでなくトレイルづくりを始めとした地域づくりにも関わっています。ここではそれらにまつわる情報を関連リンクとして紹介します。

てしかがえこまち
推進協議会について
エコツーリズムについて